町内会費の訪問徴収が、気になる1人暮らしの確認になる

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ある時、当マンション区域の町内会長さんからこのようなことをお願いされました。

「この町内で町内会費の一括徴収をしていないのはお宅のマンションだけです。」

「確実な徴収と効率化のためにマンション管理費と合わせて自動引落をして、管理組合から一括で町内会へ支払いするようにしてもらえませんか。」

当マンションはその町内では最初に建設されたマンションで、その頃から組長さんと言われる周り当番を決めて町内会費を訪問徴収しています。

その後、どんどんマンションが建設されていく中で町内会費の徴収効率化の為、管理組合設立当初から町内会費を一括徴収して町内へ収める形式になったようです。

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訪問徴収は面倒くさいが当マンションでは不要だった

一括徴収にしていったのは効率化が理由ですが、一番は徴収漏れや事情により徴収できないという未徴収が発生しやすいということです。

実際、徴収率が70%ぐらいのマンションが多くなっていったので、管理組合一括徴収にするよう調整して行ったという話を町内会長さんから聞きました。

そこで当マンションの理事会で早速協議をすることにしました。

私としては効率化と確実な徴収、そして当番組長さんの手間が省けるから、当マンションに取っては良いことと思い、そのような方向で話を進めようとしました。

すると思いもよらない意見が他理事役員から返ってきました。

「マンションとは関係ないお金を、管理費と合わせて自動引落するのはいかがなものか。」

「今まで一度もトラブルもなく徴収してきたので、このままで良いと思う。」

そしてハッと思わせた意見が、

「訪問徴収するので、1人暮らしの特に年配の方の様子が確認できることもある。これって逆に大事にした方がよくありませんか。」

私はそれを聞いて、なるほどと思いました。

当マンションは築20年を超えています。

やはり周りのマンションに比べると、年配の方の割合が多いです。

中には1人暮らしの方も数人いらっしゃいます。

理事会としては時に気になる方もいます。

そのような方を常に確認することはさすがに出来ません。

でもこの訪問徴収が自然な様子確認になっていたのです。

マンションだから新聞配達員や他の訪問者も1戸建てよりはいません。

それを考えたらこの訪問徴収は面倒ですが、大事にした方が良いと思いました。

また当マンションで誰も面倒とは思っていません。

それが当たり前になっていたのです。

当マンション管理組合だけ今の状態を維持することに

当理事会では話し合いの結果、町内会費の徴収は今の状態を維持することにしました。

気になる徴収率は調べた結果、1年間の平均が98%でした。

しかも意図して不払いした人は1人もいませんでした。

結果的に他のマンションと比較しても徴収率による不公平は発生していません。

そこで私は町内会長さんへ、当マンションのコミュニケーションと1人暮らしの様子確認の為、訪問徴収の維持をお願いしました。

町内会長さんも徴収率が高いことから、これについては理解をしていただきました。

町内の他のマンションは全て一括徴収で、特例として当マンションだけが訪問徴収です。

実は町内会長さんも分譲マンションに住んでます。

私達のすぐ後にマンションが建てられました。

最初は訪問徴収でしたが、その後に一括徴収に変えたそうです。

でも私の話を聞いて、なるほど、と言われてました。

「一括徴収は便利だが、築年数が経つと確かに1人暮らしの年配の人が気になる。」

「だからと言って、わざわざ尋ねるのも難しいからね。」

「お互いが顔を合わせる理由として、町内会費徴収は良い手段だったかもね。」

まとめ

今の世の中、効率化や利便性を求めます。

でもそれは逆に人を介さないことです。

簡単に言えばコミュニケーションの機会を失くすことになります。

マンションでは同じ屋根の下に暮らす他人同士が暮らしてます。

1人暮らしではそんなに頻繁に顔合わせる機会がないように感じます。

でも、その人達が気になる・・・

マンションの中では便利にする前に、1回止まってよく考えた方が良いかもしれません。

1度便利にすると、それを元に戻すことは容易でないことは想像できます。

コミュニケーションの元になる材料はそんなにありません。

そうであれば、せっかくのコミュニケーションの機会は大事にした方が良いと思います。

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