未回収金の徴収

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

これが短期実施事項として、一番厄介な事でした。

私が理事長に就任した時に1名の方が130万(延滞金込み)ほどの修繕積立金及び管理費を滞納していました。

収支報告書を見て未回収を管理会社に問いただすと、この居住者が何年も払ってませんと報告してきました。

しかも催促さえしていないとのことでした。

これも理事会・管理組合が機能していなかったことが元凶です。

しかも額が100万超えているので、これは簡単ではないと思いました。

お金の事はデリケートなので、同じ居住者である私達から急に払えと言ってもビックリするだろうし、そもそもなぜこんなに滞納しているのか確認する必要があると考えました。

そこで私達理事会が取った方法は、以下のような手順で行いました。

1.まず管理会社担当者から電話で催促させました。

2.そして同時に滞納理由を確認します。

3.理由は一度滞納した際に、何も言ってこなかったのでこのまま払うのを止めました。

4.今頃言われても130万も払えません。

5.上記を理事会に報告

この報告を聞いて当理事会が取った行動は以下の通りです。

1.内容証明郵便で督促

2.その回答がないことを旨に、理事会で小額訴訟手続きを取ることを決議

3.その旨を本人に管理会社から内容証明郵便で通達

4.本人よりそれについて直近の総会で私の言い分もあるので話がしたいとの回答

5.理事会はそれを了承

そして総会を開いて本人確認しました。

本人曰く、以下の通りです。

「お金は支払います。でも延滞金は払いたくありません。延滞率が13.7%となっています。」

「ヤクザみたいな、サラ金会社みたいな延滞金徴収は納得いきません。」

それを聞いて、参加居住者は

「支払ってないのは自分が悪い。ルールだからその通りに支払え。」

と大半の方が言ってました。

中には、

「支払うなら延滞金は免除してやれば」

という意見もありました。

それを受けて私はこのように提案しました。

「まず延滞率ですが、これは法律で認められている範囲内の延滞率です。ヤクザな延滞率でもありません。ご自分の携帯などの請求書見て下さい。延滞した場合、年率13.5%とか13.7%徴収しますと書いてありますよ。住民税などの税金も延滞した場合、同様ですよ。つまり社会一般的な延滞率を設定しています。」

「延滞金を全額免除することは出来ません。それを認めれば、今後同様の方が出てきた時に過去に免除したことを引き出してきたりするからです。そしてこれは不公平です。これはご理解下さい。」

「管理組合はサラ金会社でも何でもありません。お金を徴収しても私達にお金は入りません。何も一括に払わなくてもいいんですよ。分割でも構いません。全額払う意思があれば融通を利かしますよ。払っている間は延滞計算しないようにできますから。ですよね皆さん。」

と参加者に言ったら、大体うなずいていました。

※一部、納得しない人もいましたが・・・

これを受けて本人は暫く考えて、では分割でお願いしますと言って来ました。

私は「皆さんの前に宣言したので、この件はこれで終了します。」と締めました。

実はこの総会の間、ドキドキしてました。

徴収できなかったら、簡易裁判でそれでも決着しなかったら、どうなるかなといろいろ考えるものです。

なるべく穏便に後腐れなく済ませたい、今回はとりあえずうまく行きました。

まず問題を表面化して、一番最適な着地点を見つける、そのために話し合いをする、

そして・・・

そうすれば何とかなる、

先送りが一番良くないことを感じました。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク